PERSON

BPグループ
竹内 亮香
RYOKA TAKEUCHI
  • 2016年入社
  • 自動車鋼材本部
    自動車鋼材第二部
    自動車鋼材第四課(兼)EV戦略室

時代の流れ、お客様のニーズを繋ぎ合わせ新たな提案へ

 
 
 

MISIに入社したきっかけは?

学生時代、米国留学の際に海外の方々の「identity」が確立されている姿に影響を受け、「日本人としての誇り」を持ってグローバルに働きたいと思い、海外拠点を持つ日系企業を中心に業界を絞らず就職活動を行いました。その中で「物やお金だけではなく、あらゆる情報や繋がりをうまく使いながら人の力でビジネスを作り出す商社での働き方に魅力を感じ商社を志望しました。商社の中でも、国の成長に必要不可欠な鉄鋼という商材を専門的に扱い、かつ様々な商社の方のお話を伺った中で、一緒に働きたいと思う魅力的な方々が一番多いと感じたMISIに入社を決めました。

現在の業務内容

私の所属する部署は、非日系の自動車メーカーや部品メーカー向けに自動車用鋼板のトレード(日本からの輸出・三国間貿易)を行っています。お客様が海外のため、普段は電話やメールでコミュニケーションをとることが多いですが、大事な商談や打ち合わせなどにおいては現地へ出張して直接会って話します。 規模の大きい商談などの場合は最終的に課長や先輩に相談した上で進めますが、基本的には担当する企業に対してはMISI側の窓口かつ責任者として主体的に業務に取り組んでいます。 複数のお客様を担当しており、もちろんそれぞれの相手が求める鋼材は異なりますが、自動車鋼材の場合はさらに車種や部品によっても求められる鋼材が異なるため、鉄鋼メーカーと相談しながら自動車メーカーのニーズに合わせた鋼材を供給できるよう調整しています。また、お客様が必要としている鋼材を供給するだけでなく、自動車メーカーのニーズを先取りし「こんな鋼材を使ってみませんか」と新規提案をすることもあります。商社は自社で製品を製造しているわけではないため、常にアンテナを張りながら様々な情報を収集して世の中の流れを予測し、お客様のニーズを先取りして新しい提案をしていくことも商社で働く上で大事なことだと考えています。

業務で印象に残っていることは?

普段から大口の取引を行っている自動車メーカーがEV(電気自動車)を増産するという情報をキャッチしました。その段階ではまだ自動車メーカーから何も相談されていなかったのですが、EVでは軽量化の観点よりアルミの使用量が増える為、別の案件でMISIと取引があるアルミメーカーと連携すれば既存のお客様向けに新しいビジネスを生み出せるのではないかと考え、新たな仕入れ先としてそのメーカーの紹介を試みました。はじめは、「これまで取引のある会社で充分だ」と興味を示してもらえず、提案の機会を得ることさえできなかったのですが、相手が欲しい情報を考え、提案方法を変えながら何度も積極的にアプローチを続けたところ、直接会い話をするチャンスを得ることができました。それから数カ月後、「新たなサプライヤーを紹介してほしい」という連絡があり、今ではそのアルミメーカーと新たに連携する方向で、新規ビジネス開始に向けて具体的に話を進めている状況です。新規提案をすることは初めてでしたが、はじめは上手くいかなくても諦めずに、粘り強くあらゆる手段で提案し続けることの大切さを感じました。

将来のビジョンは?

直近は所属する部署で知識を蓄え、更に経験を積んでいく必要があると感じていますが、将来的には海外へ赴任し、現在日本で自身が行っている業務を別の視点から見ることによって自分の知見を広げ、日本とは違う環境・立場で新規ビジネスを創っていきたいです。そして、10年後はプレイヤーとしての駐在を経て、マネジメントの経験も積んでいきたいと考えています。将来を考えると、結婚や出産などのライフイベントもありますが、部署のBPグループ(総合職)の先輩にも2人の子供を出産してバリバリ仕事をしている方がいます。私もその先輩のように結婚後もバリバリ仕事をしていきたいと望んでいるので、そんな自分の将来をイメージしています。

MISIの魅力とは?

上司である課長や部長との距離感も近く、「何でも相談できる」という体制が整っています。日々の業務においても、まず自分で考えて「何故そう思ったのか?」を踏まえて課長に相談するという基本方針の下、「仕事を任せながら社員を成長させる」という環境があると感じます。若手のうちから主体的に仕事ができ、かつ日々の私の行動を見た上で丁寧にアドバイスをもらえるので、若手を育てようという風土を入社してから日々感じています。お客様から見れば、新人もベテランも関係なくMISIを代表する担当者であり、相応の責任ある立場なので、プレッシャーもありますが、その分大きなやりがいも感じます。
 
OFF TIME
会社に入ってからゴルフを始め、同期や会社の人たちと打ちっ放しやラウンドを回ったりしています。学生時代と比べると椅子に座っている時間が長くなり身体を動かさなくてはと思い、大学生の時に少しボクシングをしていたことから、ボクササイズに行って身体を動かしています。また、この写真は会社の部署の方とBBQをした時のものですが、所属する自動車鋼材本部は若手から中堅の方まで年次を問わず仲が良く、プライベートでも共に時間を過ごすこともあり、オンオフ共に充実しています。