PERSON

BPグループ
秋山 幸範
YUKINORI AKIYAMA
  • 2015年入社
  • 事業総括部
    サービスセンター事業チーム

投資戦略が、会社の将来を左右する

 
 
 

MISIを選んだ理由は?

私は中途採用で、前職は銀行で主に日系企業が海外に事業投資をする際のファイナンシャルサポートをしていましたが、実際自分自身で事業投資する側になりたいという思いが強くなり、事業投資の機会が多い商社に転職したいと思ったためです。なかでも当時、中期経営計画で投資の拡大を謳っており、実際に米国で大手鋼管問屋を買収していたMISIを選びました。

業務について

私が所属する事業総括部は、グループ会社経営戦略の企画立案と事業会社関連の諸制度整備を行う部署で、私は投資案件の妥当性の審査や、事業投資基準の作成・見直し等を担当しております。投資案件は国内外問わずありますが、私が担当する案件はアメリカとインドが多く、実際現地にも行くこともあります。案件の審査では、収益性の精査も非常に重要なことですが、それだけではなく法務や会計、税務、環境、事業性、現地のマーケット、法規制など様々な要素を、投資という視点から事業総括部の総合的な知識を活用して案件全体をアレンジしていきます。買収案件であれば「Due diligence」(企業調査:買収精査)等で外部のフィナンシャルアドバイザーと仕事をしたり、時には買収相手と会うこともあります。買収後は、その会社の経営がうまく回っていくように継続的にモニタリングし、サポートしています。
また、私たちの仕事で大事なのは投資する時以上に投資した後、思惑が外れた投資についていかに速やかに撤退を促していけるかどうかです。MISIのグループ会社は全世界に140社以上あり、当社決算に連結されない持分比率20%未満の一般投資も約190社ありますが、その会社全てが上手くいっているわけではないので、ダメなものは資産の入れ替えを促進していくことが一番大事な仕事だと思っています。個別投資の主体は営業部ですが、全体のバランスを見て投資戦略を考えて、連結での利益の最大化を目指すのが事業総括部の役割ではないかと感じています。

転職前との業務内容の違いは?

根本的な業務内容は変わらないため比較的すんなりとは入れました。サポートの立場としては、前職よりも投資する主体者に近づいた印象で、銀行時代に経験したことが、投資をする時に知識として役立っています。商社の事業投資は「投資銀行」的な側面もありますが、「投資銀行」との違いは、「トレードが増やせるような会社に対して投資する」とか、「その会社の経営を自分達で行えるまで長期的にコミットできる」ところです。既存の会社に投資することはもちろんですが、自分達で立ち上げることもありますし、トレードする関係で、ものを売ったり買ったりする関係であったパートナーと信頼関係を築き、共に新たな会社に投資をするということもあります。こういった視点で見ると金融に興味がある人にとっても商社業界は魅力のあるところではないかと思います。

今後挑戦したいことは?

昨年念願であったフランスのINSEADへの短期留学に社費で行かせてもらいました。MBAのエッセンスに加え、管理職としてリーダーシップを発揮するための最新理論を学びました。世界から集まった人材と共に学び、大きな刺激を受けました。この経験を活かすためにも、近い将来、今よりもっと現場に近い海外の現地法人で投資先の経営に携わりたいと思っています。長期的には、MISIの安定的な事業収益を支えるための戦略、事業投資のポートフォリオを考えることに携わりたいと考えています。MISIの収益の半分から2/3は単体の収益ではなく、事業会社を含めた事業収益であり、安定的な事業収益の確保は投資内容によるところが大きいため、事業全体のマネジメントは非常に重要なことだと認識しています。
また、将来の新しい「技術」や「分野」への投資というのも、全体のポートフォリオの一部に入れていかなければならないと思います。例えば電気自動車が普及した時にMISIの収益になるよう「種まき」のような投資をこれまでも実行しているのですが、そのような「将来に向けての種まき」といったことも考えながら、全体のポートフォリオを考えたいです。
 
OFF TIME
子供が1歳8カ月と小さく、保育園に通っているのですが、平日は妻も仕事で遅くなることも多いので、割と早く仕事を上がらせてもらい、保育園に迎えに行って子供の面倒をみています。会社としても、「働き方改革」を推進していますので、以前より早く帰ることに対する抵抗感はないです。
食事を作って食べさせて、お風呂に入れ、寝かしつけるまでの一連の子育てをしています。結構楽しんでやっています。