人材育成方針

MISIが最も大切にする資産は「人」です。社員一人ひとりの能力・パフォーマンスを高めていくことが、鉄鋼総合商社として高度な機能を発揮し、高い付加価値を創出して競争力を向上することにつながると考えます。MISIではこれを『高度な専門性に加え、グローバルな視野・幅広い知見やビジネスをトータルに構築できる総合力を備えたビジネスプロフェッショナルを育成すること』と定義し、人材育成の目標としています。
具体的には、求められるビジネスプロフェッショナル像に向けたキャリアパスのためのOJT・ローテーションの実施と合わせて、社内研修を実施することにより、高い競争力を持ちプロフェッショナルな姿勢でビジネスに臨む人材の育成を目指しています。

人材育成のプロセス

OJT・ローテーション

内外に通用する高度な専門性を身につけるため、担当分野において着実に経験が積めるよう入社4年目までを指導育成期間と位置づけ、指導社員によるマンツーマンの育成を徹底しています。また、入社後10年程度までとそれ以降のそれぞれの期間にローテーションを実施することなどを定めた人材育成ガイドラインに基づき、各種商材、国内外のマーケットや特定専門分野に精通した多様なビジネスプロフェッショナルを育成することに取り組んでいます。

OJT・ローテーション制度概要

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2種類の育成ローテーション

  • レベルアップローテーション
  • プロフェッショナルローテーション

当社の育成ローテーションは「レベルアップローテーション」と「プロフェッショナルローテーション」の2種類に大別されます。「レベルアップローテーション」ではグローバルな視野、全社的な観点などビジネスプロフェッショナルとして全員が経験することが望ましいキャリアを積みます。また「プロフェッショナルローテーション」では経営者として不可欠な総合性と専門性との両立のため、これまでとは異なるビジネス環境へのチャレンジや過去に経験したビジネスへの再配置を効果的に行います。

グローバル人材育成強化
MISIでは、今後更に加速する市場のグローバル化に対応すべく、BPグループ社員の入社10年以内の海外勤務をガイドライン化し、入社1年目のBPグループ社員の短期海外研修を実施するなど、世界を舞台に活躍する人材の育成を強化しています。( >詳細はグローバル人材教育制度参照
社内研修体系
社内研修については、グローバルなビジネスにおいて武器となるツールを学ぶ場と、さまざまな実務の中で経験する多種多様な要素を知識として体系づける機会、という2つの役割が合わさったものであると考えています。MISIの社内研修体系における各プログラムは、ポテンシャルの高い鉄鋼総合商社の人材に相応しいものであることはもちろん、研修を単なる学習に終わらせないよう、すべて当社におけるリアル・ビジネスを強く意識して実施されています。
ビジネス
プロフェッショナルの強化
研修体系の柱である「階層別研修」ではキャリアステップに応じて、自分がどのような役割を果たすことが求められそのためにどんな能力が必要かを学ぶことで、新入社員・若手社員を実力あるビジネスパーソンへ高めるよう構成されています。また、基礎的なビジネスフレームワークから応用ビジネススキル等の講義動画をいつでも好きな時間・場所で、PCでもスマートフォンでも受講可能な株式会社グロービスが提供する「e-ラーニング」を導入することで社員一人ひとりに自己研鑽の機会を提供しています。
研修体系図
「階層別研修」「e-ラーニング」の他にも伊藤忠商事・丸紅の社内研修派遣や海外研修生派遣・海外ビジネススクール派遣などの選抜研修、日常業務に直結した実務研修やアラカルト型の選択研修などを備えています。

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新入社員及び新卒内定者の研修制度

内定者研修 入社からスムーズなビジネス活動のスタートを切るために、IT/簿記/貿易/英語といったビジネス上の基本スキルを習得する。
MISIスクール 鉄鋼に関する商品や業界についての基礎知識を習得する。
新入社員
入社時研修
ビジネスマナー、ビジネスマインドといった社会人・企業人としての基本動作を習得する。
実務基礎研修 当社社員にとって必要な法務/貿易実務/事業投資/財務等の広範な知識を習得する。
新入社員
指導社員制度
入社後2年間、新入社員1人に対し1名の指導社員を指名し、適切な指導・助言を受けることが出来る体制を整え、MISI社員としての業務に必要な知識・技術を習得する。

先輩×後輩 CROSS TALK