SENRI TAKEMURA
竹村 千里
鋼材第三本部
薄板部薄板課
部署は取材時のものです
MISIのどのような部分に惹かれた?
大学では材料工学を専攻し、金属や半導体といった素材産業に興味を持っていました。就活が始まって各業界を調べる中で、鉄を扱うビジネスは巨大であるとわかり、そのダイナミックさに惹かれていきましたね。また、メーカーの技術・営業として働く道も考えましたが、社会や生活に役立つモノを世の中に広めたいと想い、ビジネスを創る商社を志望。「鉄」と「商社」の二つの要素を持つMISIに入社したいと考えるようになりました。
薄板はどのようなモノに使われている?
入社して以来、鋼材第三本部薄板部薄板課に所属しています。「薄板」は読んで字のごとく薄く延ばされた鉄板で、自動車、家電、建材、オフィス用机など身の回りの製品に広く使われています。鉄は作るのに時間がかかり、各メーカーのお客様から「明日持ってきて」と言われても対応できません。どんな薄板がいつ頃に必要となるのかヒアリングし、鉄鋼メーカーをはじめ関係各社と協力・調整しながらお客様のニーズに応えています。
普段から心掛けていることは?
あらゆる場面を想定して準備するよう心掛けています。昨年、あるお客様に新規材料を提案していましたが、別商社からの既存購入分で足りていると却下。それでも急に必要になった際にすぐ動けるよう新規材料のトライアル・評価を実施してもらうことに。すると、しばらくして別商社の材料が供給不安に陥り、急遽MISIで提案していた材料が採用されることになったのです。入念に準備すればイレギュラーな事態にも対応できると学びました。
MISIで働く面白さは?
グループ各社と連携して新規営業に取り組む際に行う、スキーム構築の仕事は特に面白いですね。MISIは伊藤忠系列・丸紅系列含めてさまざまなグループ会社を抱えており、各社が異なる機能・商売を持っています。新たな営業を展開するにあたり、「MISIは在庫数量の管理や発注」「グループ会社は鉄の加工」など、それぞれの強みを活かせるように役割分担し、利益の分配方法も考えます。新しいビジネスを創る醍醐味を味わうことができます。
どのようなキャリアパスを歩みたい?
現在は国内営業を担当していますが、将来的には海外駐在にキャリアを移したいです。国内営業でお客様と密にコミュニケーションを図り、細かい要望に応えていくことは海外でも必ず役立つはず。そう考え、いまは目の前の仕事に全力で取り組んでいます。また、いずれは鉄の加工を行うコイルセンターに出向し、鉄鋼業界の川上から川下まで全てに精通した「薄板のエキスパート」になることが私の目標です。
MESSAGE TO YOU
自分の興味を大切にしつつ、
一社一社の話に耳を傾けてほしい。
例年通りの就活でも大変なのに、コロナ禍でイレギュラーなことも多いでしょうし、余計に大変な部分もあると思います。そんな中でも一社一社の話にしっかりと耳を傾け、自分のやりたいことと合致するか見極めてください。MISIは裁量が大きく、人間関係も風通しも良い職場です。あなたの選択肢にMISIが入ることを願っています。