職能部員として

グローバルに活躍する

YU OSHIMA

大島 優

経営管理本部
経理部企画・税務チーム
チーム長代行

他商社ではなくMISIを選んだ理由は?
もともと海外志向が強く、世界中に拠点を持ち、他商社と比べても海外駐在員比率が高い点に魅力を感じていました。就職活動を始めたばかりの頃は特に商社に拘っていた訳ではありませんが、当時の採用担当者や先輩社員の人柄に惹かれ、“ヒト”の力が重要視される商社で働きたいと思うように。鉄鋼専門ゆえ総合商社ほど社員数が多くなく、個人のプレゼンスを発揮しやすい環境であること、オフィスが広くてきれいな点も好印象でした。
職能部員はどんなキャリアを歩める?
取引先の与信管理を行う審査部に配属され、以降14年半にわたり審査関連業務に従事してきました。2011年から1年半ほど審査実務研修生として米国会社のニューヨーク本社に派遣され、帰国して2年後にシンガポール会社の審査責任者として4年半勤務。アジア・オセアニア地域の与信管理業務※1に携わりました。帰任及び15年目という節目に、職能部員としての視野を広げるため異動希望を出し、2019年から経理部営業経理第一チームで働いています。

※1 出荷から、入金まで数ヶ月かかることも多い当社では、主に決算書から財務面の分析を行い、適切な決済条件であるか、支払振りはどうかなど、貸倒れを防ぐために管理している。

海外駐在時の印象に残るエピソードは?
シンガポールで働いていた頃、アジアで与信機能等を活かした新規顧客の開拓を積極的に進め、私の赴任期間中に与信件数が2倍以上に拡大しました。取引の拡大にあわせ、管轄地域の各拠点に赴き、ナショナルスタッフ※2向けに講習を行って与信管理体制を強化。何度も回収難に遭遇しましたが、当社が多額の債権を抱える顧客が信用不安に陥った際は同社の社長と連日面談を行い、債権回収スキーム等を検討。信頼関係を築いて地道に回収を進め、新たなビジネスの構築にも繋げたことは忘れられない経験です。

※2 海外に設けた事業所などで採用した現地社員。

職能部門の仕事のやりがい、醍醐味は?
本社の審査部や経理部においては各案件担当者の意見が経営に採用される機会も比較的多く、大きな組織の歯車の一部という感覚はありません。特にシンガポール駐在時は30代前半でかなりの裁量を与えられ、非常にやりがいを感じました。また、MISIはトレード主体の会社であることから、各取引に関する牽制及びサポートに加え、職能部門にいながらも国内・海外の顧客と直接の接点を持ち、実際の商売に携われることも醍醐味の1つだと思います。
将来的に取り組んでみたいことは?
審査部時代には国内外で貴重な経験を積ませてもらい、現在は経理部で新たなチャレンジの機会をいただいています。今後も専門性を磨きながらより広い視野で会社やビジネスを捉え、社内で頼られる存在になりたいです。経理知識は経営判断に不可欠なものなので、当面はスキルアップに注力し、将来的には海外店や国内外の事業会社のマネジメントに携わりたいと考えています。会社と一緒に自分自身もさらに成長できると信じています。また、家族、友人等とのプライベートの時間も大事にして、どちらかに偏り過ぎず、公私ともに充実していたと胸を張って言える会社生活を送りたいです。
電気を用いて鋼板を生成している様子
気体などを納めるための部品

MESSAGE TO YOU

就職活動中のあまたの出会いから、
相性の良い企業が見つかる。

私自身もそうでしたが、自分は何をしたくて、何に向いているのか、良く分からない方も多いと思います。就職活動はこれまでの人生を振り返り、熟考する良い機会です。自分の特長や興味を大事にしつつ、特定の業界に絞らずさまざまな企業や人と出会ってください。多くの出会いを通して次第に方向性が定まり、相性の良い企業が見つかるはずです。応援しています。