臨機応変な対応力は

日々の積み重ねで培われる

RIKI NOZAWA

野澤 力

経営戦略・人総本部
物流保険部物流チーム

就職活動時に感じたMISIの魅力は?
学生時代は体育会ボート部に所属し、4年次の秋まで現役で週6日活動していました。そのため、OB・OG訪問などの時間が取れず、当時はオンライン面談もほとんどなかったので面接が会社の雰囲気を知る唯一の機会でした。ただ、面接での会話からその企業の社風や社員の様子を窺い知ろうとするものの、中々活発に会話が進まないような面接官と出会うこともあり、そうした企業とはやはり縁を感じられませんでした。そんな中、MISIは最初の集団面接から最後の役員面接まで、誰もが熱心に学生の話を聞いてくれました。一貫して耳を傾けてくれる姿勢を通じて社員の魅力を感じ、「ここで働きたい」と強く思い入社を決めました。
入社後はどの様に専門知識を身につける?
MISIの研修制度はとても充実しています。入社後の1ヶ月間は集合研修を受講し、ビジネスマナーや商社ビジネスや業界に関する基礎知識、社内の組織について教わります。その後は配属された各部署でのOJT(実務に携わる中で指導社員とともに学ぶこと)がメインであり、物流保険部物流チームへ配属されました。貿易実務に関する基本的な知識を身に着けるために、配属後3か月間はMISIの貿易書類作成業務を委託している会社へ出向し実務経験を通して貿易業務の基礎知識を学びました。その後配属部署に戻り、入社後の研修での学びを生かしながら早速担当を持って業務に取り組み始めました。5年目となる現在はベトナム、インドネシア、欧州・地中海向けの案件を担当し、輸送費用の交渉、出荷手配、担当地域の輸出入に関わるルールチェック等に携わっています。
入社してから最も印象深い経験は?
最も印象深いのは、コロナ禍の回復期に起きた配船トラブルです。世界的に輸出が増えていくなか、手配した船が台風の影響で遅延し予定通りに船積みできなくなりました。お客様に製品を納期までに届けるために代わりの船を手配しなければなりませんが、全世界的な輸出増に加えてコロナによる船の稼働率低下も重なり、入港基準をクリアする船を手配することが極めて難しい状況でした。そこで、本来は1隻の大きな船で積むところ小船2隻に分割する形での出荷を提案して了承をもらい、なんとか予定通りに出荷することが出来ました。鉄鋼製品は簡単に運べるモノではありません。だからこそ、緊急時に臨機応変に対処するには日頃から情報を収集して事前に対応策をインプットしておくこと、他の地域の担当者から解決策の情報を共有してもらうことが大切だと実感しました。
改めて感じる、MISIの良いところは?
若手のうちから裁量のある仕事を任せてもらえることです。私の場合も、現在の部署に配属されて実務を開始するとすぐに担当を持たせてもらえました。2年目までは指導社員とペアを組み、3年目以降は他の先輩社員のサポートを受けながらではありますが、実務経験を積みながら成長を促してくれるので、モチベーションを高く保ちながら業務に取り組むことができます。また、改善点の提案が歓迎される風通しの良い社風や、男性の育休取得奨励をはじめとした働きやすい環境づくりに向けた取り組みも魅力的だと思います。この環境で私も長期的にキャリアを築き、ゆくゆくは物流のスペシャリストとなり会社の利益に繋がるようなビジネスに貢献したいです。
乗船し、甲板から見下ろした船倉内部
タイにて、コイルの荷揚げの様子

MESSAGE TO YOU

何事もトライ&エラー。
失敗から学べば将来につながる。

自分は何に興味があるのか、強みや弱み、価値基準など、就活は様々な角度から自分への理解を深める最適な機会です。いまは多くの企業がオンライン面談を実施しているので、大勢の方から話を聞き、自分や将来を考える上での材料を集めてください。「面接がうまくいかない」といった悩みも出てくるかもしれませんが、何事もトライ&エラーです。失敗を恐れず、失敗からの学びを大切に頑張ってください。